社会に馴染めないのは、障害ではなくてあなたが「3:1」の1だからかも。
はいはい!シーズーです。
朝晩は涼しくなり、だんだん秋めいていましたね。
私の住んでいるところは田舎なので、夜になるとたくさんの秋の虫が夜空を彩るように歌い始めます。
先日NHKの「ダーウィンが来た」で、鳴く虫について特集していましたが、
国内にはなんと200種類以上の鳴く虫が生息しているようですよ。
虫は前腕に耳があり、そこで相手の音色を聴き分けているのだとか。
私は現在27歳ですが、子供の時から強い人見知りで社会に馴染めず、
何度も仕事を辞めています。
耳からの情報をうまく取れず、電話を受けても頭が真っ白になる、
突発的なことが起こるとパニックになる、
就職してもそんな辛いことばかりで、発達障害を疑い精神科で検査を受けましたが
診断は下りず、ASDグレーゾーンという曖昧な回答をもらいました。
私の馴染めなさは発達障害によるものだと思っていたので、診断が下りなくてとてもショックを受けました。私の生きづらさは、甘えが原因だったのかと。
どうしたら周りみたいに普通に社会に溶け込めるのかなと模索する日々で
もしかしたら本を読めば何かヒントがあるかもしれない、と閃きました。
Kindleを入手、本のサブスクリプションKindle Unlimitedで何冊か本を読み漁るうちに
「外向型」「内向型」という考え方があることを知りました。
「内向型を強みにする(マーティ・O・レイニー著)」という本では、外向型・内向型というのは生まれつきの脳の気質によるものだという記載がされており、
また、どちらが優れている・劣っているということではなくそれぞれの強みが異なっていることを学びました。
外向型は外に積極的に出かけ多くの刺激を吸収することで快感を得る反面、内向型は
自分の中で考えを巡らせるときに快感を得るという内容にも納得がいきました。
私は複数の女友達とのランチのときも、周りがぺちゃくちゃ話しているのを前に、話を聞くことに神経を向けすぎて疲れ切ってしまいます。
一人でゆっくりとご飯を食べ、今度観たい映画の事や、可愛いペットの事を考えたりするほうがよっぽどストレス解消されるのです。
この本によると、世界は外向型が3、内向型が1の3:1の割合で構成されているといいます。外向型に対して内向型は数で圧倒されていますね。
内向型の人たちが、生きづらさを抱え、何かの病気が原因なのではないかと考えるのも無理は無いです。
ですが、「内向型を強みにする」を読んで、私は外向型の世界に生きる内向型だと強く認識することが出来たと同時に、
障害という括りだけではなく、脳の気質による区分けによってたまたま人付き合いが苦手だということが分かったことは大きな発見でした。
秋の虫たちのように、周りを気にせず自分の音色を奏でられる世界になるといいですね。
読んでいただきありがとうございました。
おやすみなさい。